サクラ、サク。 ネタバレ 1話-1巻 感想！咲坂先生の最新作！

2021年2月13日発売の別冊マーガレット3月号に掲載されている、サクラ、サク。【1話】のネタバレ・感想をまとめました。

1話は単行本、サクラ、サク。【1巻】に収録されています。

ここから先はネタバレを含みますので、本誌で楽しみたい方はご注意下さい！

サクラ、サク。【1話】あらすじ

小学校の学芸会では「村人C」とか「たぬき2」とか。

正直誰も気付かないような、そういう役しかやった事がない。

つまりは、その他大勢。

そんなその他大勢だった私に気付いてくれたのはー…

藤ヶ谷咲（ふじがやさく）が中学校の頃。

電車に乗っていると貧血を起こしてしまう。

立っているのも辛くなった時、誰が窓を開けてくれた。

そのおかげで少し楽になった咲。

しかし駅で降りたところで倒れてしまう。

咲が気がついた時には、駅の医務室にいた。

おばあちゃんが作ってくれた大事な鞄も、無事届けられていた。

そして鞄を届けてくれた人は、咲の体調を心配していた。

自分の体調を心配してくれて、鞄まで届けてくれた優しい人。

名前と携帯番号が書かれたメモを駅員さんからもらって、咲は帰宅する事になった。

咲は帰宅途中で定期ケースを落とした女性を見かける。

拾って追いかけると、その女性はすごく喜んでくれた。

その日から咲は、困っている人を見たら”絶対放っておかない”と決めたのだ。

駅で助けたくれた人にかけた電話は繋がらなかったけど、いつか必ず会って言いたい。

その他大勢だった私に”名前がついた日です”って。

高校入学式。

後ろから男子の声で「さくらー」と呼ばれて、思わず振り返る咲。

その男子が呼んでいたのは桜陽希（さくらはるき）だった。

「今日、桜ん家行っていい？」

「今日は亮介の友達くるけどそれでもいいなら」

「亮介？あー、桜の兄ちゃんか」

一部始終聞こえた会話。

桜亮介（さくらりょうすけ）

電車で貧血を起こした時に助けてくれた人の名前だった。

サクラ、サク。【1話】感想

咲坂さんの作品は最初の頃から大好きで、私の少女漫画大好き人生を作り上げてくれたお方です！

新連載「サクラ、サク。」も面白い予感しかしないですね！

最初っから作り込まれた緻密なストーリー。

いつもさすがとしか言いようがありません。

題名が、”サクラ、サク。”なので、咲と桜兄弟のどちらかとくっつくお話なのかなーって感じです。

お兄さんを巡ってどんどん仲良くなっていきそうな、陽希と咲。

どんなお話に展開していくのか、次回も楽しみです！